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牛肉と政治 不安の構図 (文春新書)

中村 靖彦
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牛肉と政治 不安の構図 (文春新書)の詳細
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  • 出版社:文藝春秋
牛肉と政治 不安の構図 (文春新書)のカスタマーレビュー

「日本人の牛食について」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2006-02-05

BSEから始まってかのハンナン事件、アメリカニュージャージー州におけるvCJD疑惑事件取材と足を使っての取材で発展性のある内容を展開し、なかなかおもしろい。特にニュージャージー州の競馬場における集団発生疑惑を取材したものだが、邦人が海外でBSEに関してこのような取材をした例を聞かないため、非常に興味深く読んだ。著者は以前にもイギリスクウエニブル村で発生した集団感染疑惑を取材しているが(狂牛病 岩波新書)、その時も興味深く読んだものだ。が、決定的な事柄というのは出てこないのが残念だ。それがおおやけになるとまずい人々がいるのかもしれない。我々日本人はもっと牛肉食に関して真剣に考えるべきではないだろうか。「吉野家の牛丼が食べられないのが残念」なんて言っていて良いのだろうか。お薦めの著書である。

「食べ物の安全性とは?」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2005-12-26

元NHKの解説委員で、内閣府食品安全委員会を務める著者の力作。日本でのBSE発生とその後の対応、アメリカの畜産と食肉事情などを、取材に基づいてわかりやすく記している。米国産牛肉が輸入再開された今、ぜひ、多くの人に読んで欲しい。